ドカジャン愛好会

政府は１８日午前、首相官邸で地球温暖化国内対策に関する関係閣僚会議の初会合を開き、京都議定書で日本に定められた温室効果ガス６％削減の目標達成に向け、全力を挙げる方針を確認した。

　福田康夫首相は「国民に訴えかける強力な具体策を打ち出してほしい。わが国の足元を固めなければ来年の北海道洞爺湖サミット（主要国首脳会議）で説得力ある主張ができない」と述べ、温暖化対策の取りまとめを急ぐよう指示した。

　甘利明経済産業相は産業界の自主行動計画の抜本的強化や省エネ法改正を検討する意向を表明。鴨下一郎環境相は環境税、バイオ燃料関連税制の創設を求めたほか、啓発運動も強力に推進する考えを示した。

　会合にはこのほか、外相、国土交通相、財務相、農相、官房長官の５閣僚が出席した。