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生誕百年記念
戦前から高度成長期にかけて全国各地を旅して庶民の暮らしを記録、文化や地域振興に関心を寄せた民俗学者として知られる故・宮本常一(81年に73歳で死去)。出身地の山口県周防大島町では、同氏生誕100年の8月1日を中心に、足跡をたどる各行事が計画されている。20日、同町東和総合センターで写真展が始まり、1日には「生誕百年記念の集い」がある。
宮本氏は旧東和町生まれ。大阪府内で小学校教諭をした後、本格的に民俗学研究を始め、長崎県対馬や新潟県佐渡などで漁業や地域の文化を調べた。各地の民家に宿泊しながら暮らしぶりを記録、「忘れられた日本人」など多くの著作を残した。一方で光市の周防猿回し復興や離島振興活動などにも尽力。名誉町民でもある氏の遺志を受け継ごうと、町などが「生誕百年記念事業実行委員会」をつくり、企画した。
宮本氏は旧東和町生まれ。大阪府内で小学校教諭をした後、本格的に民俗学研究を始め、長崎県対馬や新潟県佐渡などで漁業や地域の文化を調べた。各地の民家に宿泊しながら暮らしぶりを記録、「忘れられた日本人」など多くの著作を残した。一方で光市の周防猿回し復興や離島振興活動などにも尽力。名誉町民でもある氏の遺志を受け継ごうと、町などが「生誕百年記念事業実行委員会」をつくり、企画した。
「宮本常一が歩いた昭和30年代の日本」と題した写真展は、その足跡を28枚のパネル写真で紹介。ふるさとの島で古い民具収集を指導する姿などが関心を呼びそうだ。
町教委によると、昭和30年代は地域のきずながしっかりし、大量生産ではできない技術を受け継ぐ人々がいたという。そうした地域の姿を現場に足を運び、調べ上げた業績も伝わる展示となっている。8月20日まで。
1日には東和総合センターで、作家の佐野眞一さんの記念講演や俳優坂本長利さんの一人芝居、「宮本民俗学」愛好者らの交流会がある。
2007年07月23日 asahi.com
自分の100年後なんて考えられないですよね。
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